船釣りブログ
2023/04/16LTアジ@長浦港こなや丸
みなさんこんにちは!
昨日はアジ釣りで話題のライン引き釣法を体験しに、【アジ研究会】の定例会に参加(≧▽≦)
研究会というだけあって参加されてるメンバーも濃厚( *´艸`)
これはおもしろくなりそうだとワクワク気分で出船🚢
まずはダイワフィールドテスターの高槻さんにお手本を見せて頂き、ライン引き釣法の基本を確認( ..)φメモメモ
雑誌やSNS、動画などでも度々紹介されているので、ご存じの方も多いかと思います!
ここでは昨日教わったことと、体験したことを中心に私なりに感じたことを記してみます。
【ライン引き釣法の基本的な釣り方】
➀着底後、50cmほど底を切り、ハリスが潮になじむまで3~4秒待つ
➁指示ダナまで細かくコマセを振りながら巻き上げる。
③指示ダナまで巻き上げた後は、ゆっくり聞き上げ。
④聞き上げた後、アタリが無ければ再度着底させ、➀からやり直し。
➀~④を3回程繰り返したらコマセの詰め替え。
以上が基本的作業です。
とても簡単ですね(≧▽≦)
ライン引き釣法の理論としては、➁の細かくコマセを振りながら巻き上げることにより、コマセが線で撒かれることになります。
この線で撒かれたコマセの中にアジが突っ込んできた後、同時に仕掛けがコマセの帯に同調しているので、アジがエサの付いた針を食いやすくなる。
これがライン引き釣法のおおまかな理論です!
アジのコマセ釣りは針とコマセをいかに同調させるかが肝!
従来のやり方ではなかなか同調させられず、渋い時ほど初心者には難しくなってしまう釣りでした。
ライン引き釣法なら、どんな方でもコマセと針を同調させられる!
これが最大のメリットだと思います!
ここから先は少しマニアックな話。
初心者の方は読み飛ばしてもいいかもしれません。
次にアジ釣りをやり慣れた方が疑問に思うことについて。
➁のコマセを振りながら指示ダナまで巻き上げる動作で、どれくらいの間隔でコマセを撒くのか。
当然、状況や使用しているタックルにもよります。
8:2調子の硬めの竿でしたら、より細かくコマセを振りながらラインを引けます。
7:3調子の柔らかめでしたら大きく竿を振らないとコマセが出ないので、、必然的に指示ダナまでのコマセを振る間隔は少なくなります。
どちらが良いかは状況次第ですので、どちらが良いということは無く、どちらも状況次第で有り得るとの事です。
エキスパートの方々を見ていても、使用タックルによってマチマチでした。
③の聞き上げ動作について。何秒でどれ位上げたらいいのか。
聞き上げる長さは指示ダナから50cm~1m位が基本との事でした。
聞き上げのスピードは状況次第です。
1mを5秒ほどで上げてしまう事も有れば、20~30秒かけて上げることも。
ライン引き釣法の本質は、先ほど挙げた針とコマセを同調させやすくするという事と、常に仕掛けを上に上に上げることにより、ハリスが常に一直線に張ることにあります。
ハリスが張っていればアタリが出やすくなる。
もっと言えば引き込むアタリの前の、アジが針を吸い込んだアタリ、所謂「前アタリ」を感じやすくさせます。
この「前アタリ」で合わせを入れ、アジをフッキングさせることが、ライン引き釣法のメリットでもあります。
前アタリでフッキングさせることで発生する利点は3つ。
➀上顎に針が掛かる
➁上顎に針を掛けることにより、針外れのリスクがほぼ無くなり、追い食いを狙いやすくする。
③単純にモタレアタリを掛けられた時の達成感が嬉しい。
どうしても引き込むアタリでフッキングした時は針の刺さる位置を選びにくい。(真ダナを見極めれば出来ますが)
口の横に掛かった際は針外れのリスクも高く、追い食いを待てる時間にも影響してきます。
モタレでフッキングさせ、上顎にフッキングさせた革新を持てれば、追い食いで待てる時間も長く取れます。
そして前アタリで掛けれた達成感は、マルイカやテンヤタチウオの触りを取って掛けていく釣り方に似ています。
これが非常に楽しく、掛けれた瞬間はみなドヤ顔に笑
とまあ、一日で勉強できたこと、確認できたことはこの位ですが、実際には誘いのバリエーションや、タックル選びなど拘る所はまだまだあります!
百聞は一見に如かず(≧▽≦)
まずは船上で試してみて下さい!
ライン引き釣法を体験できる実釣会も開催したりしているそうです。
会の方々はみな親切で、1質問したら10答えが返って来る位熱心な方々ばかりですよ!
湾奥LT鯵 釣りバカ一代 https://www.facebook.com/groups/243301296127450/
工藤 俊 OFFフィールドテスター https://twitter.com/yasai_chokubai?lang=ja
大西 了路 OFF大西釣具工房 https://twitter.com/OnishiFishingF
実釣の方はというと、前半戦はストラクチャー周りで激渋アジの拾い釣り(*´Д`)
激渋な展開ですが、そこはマニアックな方々!!
嬉々としてこの展開を楽しんでます( ´艸`)
後半に入り、急にスイッチが入ったように入れ食いモード!
25cm級を主体に30cm近い良型アジが混じる展開に!!
コマセを振ってる最中にアタックしてくる入れ食いモード(≧▽≦)
ライン引き釣法で先針にアジを上顎に掛け、枝針で2尾目を狙うと面白いように数が伸びます🎣
そんな感じが最後まで続き、当然クーラー満タン!!
湾奥のアジは脂が乗っているのが一目でわかる体高が高くて黄色が濃いアジですね!
当然美味い!!
これからは産卵を終え、夏~秋のトップシーズンに突入していきます!
当然初心者にも優しく、慣れた方はライン引き釣法を習得しやすい時期です(*^▽^*)
是非とも釣行されてみて下さい!